忍者ブログ

ダメ日記

声の仕事をしています。 その日に起きた事や感じた事、愚痴などなどをダラダラと書いています。

決して「対岸の火事」ではない話だった

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

決して「対岸の火事」ではない話だった

映画を観て来た。
タイトルは…

「ペンタゴン・ペーパーズ ~最高機密文書~」

内容が内容なので、お客さんは60代~70代くらいの人たちが中心だった。
雨の降る中、平日昼間の回だったけど結構な客入りだったな~!
そして感想は…

とても面白かった!

「ベトナム戦争でアメリカ政府が国民に対してつき続けていた大嘘に関する、最高機密文書が漏洩。それを手に入れたワシントンポスト紙が、国からの圧力を受けてでも、その記事を載せるか載せないか…」

という、実話を基にした作品。
ド派手なシーンはほとんど無いけれど、120分間ずーっと「国家権力VS報道の自由」の張り詰めた緊張感が漂っていてメチャクチャ面白かったわ~!

スピルバーグ監督は、今のアメリカ政府の状況を受けてこの作品を撮ったんだろうけど…

これは今のアメリカだけの問題じゃないと思わずにいられなかった!

「無かった」はずの文書が次々と見つかったりするニュースを連日のように見聞きする昨今、この作品で描かれている事は決して、過去のアメリカの出来事ではなく、今の社会にも通じる事だと思わずにいられなかったし、作中の「報道の自由を守る為には報道するしかない。」、「報道機関が仕えるべきは国民であって統治者ではない。」って台詞に 「全くその通り!」 って、僕は心の中で叫んだ!

…また、メリル・ストリープ演じるワシントンポスト社主が戦っていたのは国家権力だけでなく、物凄い「男尊女卑」の社会とも戦っていたという事を象徴するシーンがラスト付近で流れるんだけど…

そこで僕は思わず涙が出た!

今、観る事に意味のある作品!オススメします!
この作品、吹き替え版で観てみたいな~!クロストークの部分がとても多くて、字幕版だと全部の台詞を拾いきれていないので!


しかし、お役人のセクハラ疑惑の続報…「セクハラを受けた経験のある女性記者は名乗り出てくれ。名乗り出る人がいなかったら無かった事にする」って…

やり方が酷すぎません?

…なんだか、ガッカリさせられるニュースばかり流れるなぁ~…
こんな時こそ、忌野清志郎さんの「JUMP」を聴いて元気になろう。

映画館を出ようとした時に、エスカレーターの所に「アベンジャーズ」の巨大ポスターが貼ってあった。
「人間よ、これがトドメだ。」って書いてあるのかと思ったら…あれ?

「入間よ」になってる?

…これってこの映画館だけの仕様なのか!!!!!!? 何だか凄く得した気分になった!
(ガラケーのカメラな上に灯りが弱かったので、メチャクチャピンボケですみません)

拍手[5回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
川村拓央
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
猫・ラジオ・酒・散歩・似顔絵・ゲーム・美味い物を食べる
自己紹介:
声の仕事をしています。
よく街をぶらぶらしては、猫を見てニヤニヤしています。

カテゴリー

P R