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ダメ日記

声の仕事をしています。 その日に起きた事や感じた事、愚痴などなどをダラダラと書いています。

驚いた話

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驚いた話

昨日の金曜JUNK「バナナマンのバナナムーンGOLD」。

設楽さんが子供の頃、地元の秩父には映画館が無かったので、「映画を観るとなると熊谷や所沢、池袋まで行かなきゃならなかった」という話で盛り上がっていた。

しかし、秩父から池袋へ出るとなると…僕の住む飯能を経由して電車で2時間はかかるので、「映画を観に行く」というのは特別なイベントだったという設楽さんが、それでも池袋まで観に行った作品の中に「南極物語」があると聴いて…

僕も池袋まで観に行ったわ~!

と、物凄く懐かしくなってしまった!

当時小学2年生だった僕は、テレビで頻繁にCMが流れていた「南極物語」に興味を持って、「観に行きたい!」と親にねだり、ある日曜日に母と真ん中の兄と一緒に池袋の映画館へ出かけたんだけど…

物凄い混雑で!

今は消防法の関係でアウトになったんだろうけど…立ち見どころか通路にまでお客さんがビッシリだった!
僕らも何とか見つけた通路の隙間に腰を下ろして映画を観たんだけど…あまりにも有名すぎるラストの「タロ…ジローーーー!!!!!!!」からのテーマ曲という流れに…

子供ながら号泣したんだよな~!

あのシーンの衝撃は未だに鮮明に心に残っている!

…ところがッ!

…ラジオの中で興奮したバナナマンのお二人が、「南極物語」のテーマ曲を口で再現しようとしたら…

若いスタッフ達が全員「キョトン」とし始めて…

設楽さんと日村さんが「あれ?何でキョトンとしてんの?」と話していた所へ…若いリスナーから…

「おいバナナマン、『南極物語』?知らねーよ!解る話しろ!」

というツッコミメールが届いた!(ちなみに、この番組で80年代~90年代の話になると、必ず若いリスナーからこういうツッコミメールが送られて来るのが1つの流れになっている)

…え!!!?

最近の若い子達って…

「南極物語」を知らないのッッッ!!!!!!!?

いや!「南極物語」ですよ!!!!? 日本の映画の興行収入の歴史にその名を残す作品ですよ!!!!!!?
…そりゃぁ僕も、親世代が観ていたような古い作品を全て観たわけでも知っているわけでもないけれど…傑作と言われている作品は、観ていなくても一通りストーリーは知っているし…日本においては「南極物語」も「ローマの休日」と同じくらいの位置にある作品だと思うんだけどなぁ…というか、「知らねーよ!」っていう、「興味なし!」って反応が残念だったなぁ…

…そういえば今の映画館と違って昔の映画館は総入れ替え制が無かったから、上映中でも平気で館内に入って行ってひとまず最後まで観て、次の回の頭からさっき観た所まで観て帰ったもんだよな~…!
今は無き飯能松竹(現在は跡地に医療系の高校が建っている)も懐かしいな~!古くて小さくてトイレ臭い、ボロッボロの飯能松竹で「ドラえもん」や「ナウシカ」、「死霊のはらわた」などなどを観たな~!
大きなシネコンもいいけど、あの頃の映画館にはそれぞれに、シネコンにはない「味」があったな~!
そういう空気をギリギリ知る事の出来る年代に生まれて良かったと思う。

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プロフィール

HN:
川村拓央
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
猫・ラジオ・酒・散歩・似顔絵・ゲーム・美味い物を食べる
自己紹介:
声の仕事をしています。
よく街をぶらぶらしては、猫を見てニヤニヤしています。

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