…ここ最近、新しい事を勉強し始めて、脳がパンパンになっちゃっていたので…今日は息抜きに映画を観に行く事にした。
そのタイトルは…
「15時17分、パリ行き」!
僕の尊敬するクリント・イーストウッド監督の最新作!
初めて予告を目にした時から「絶対に観る!」と決めていた!
上映スケジュールを調べたら15時45分からの回があったので、14時半に家を出てシネコンまで歩いて行く事に。
雨の中をズンズン歩いていたんだけど…何しろ埼玉の南西の端っこの田舎道なので…アスファルトの補修が済んでいない所があちこちにあって…そういう箇所があちこち水溜りになっていた…
靴の中べチャべチャな状態で映画を観るのは嫌なので、水溜りに遭遇する度に大跨ぎにしたり軽くジャンプして避けていたんだけど…シネコンまでもう少しという所の裏路地を歩いていたら…幅1mくらいはありそうな大きな水溜りに出くわした…
そこで2mくらい手前から助走をして、水溜りの直前で大ジャンプしたら…着地した時に左足の爪先が…
水溜りのギリ内側にバッシャーン!と…
う~わ~!
スペランカーなら死んでた~~~!
僕がスペランカーだったら完全に死んでたわ~!「♪テンテレンテレンテレンテレンテンテン!」ってBGMが流れてたわ~!もっともスペランカーじゃないから死にはしなかったけど、左足が完全にビショビショになったわ~!
映画館に着いてチケットを買う列に並んだ時…「ちょっと長いけど『15時17分パリ行き』とフルで言った方がいいのか?それとも『パリ行き』でも通じるのか?」と、どうでも良い事で悩みだした僕…
結果、フルで言ってみたら店員さんもフルで返して来たんだけど「”15時17分、パリ行き”、15時45分からです」と、17分なんだか45分なんだか軽く訳の解らない状態になった。
映画は…
凄い!
「面白い」とか「良い」とかじゃなくて「凄い!」としか言えない!
主人公3人の幼少期から、旅行先でたまたま乗った列車でテロ事件に巻き込まれるまでを描いているんだけれど…まー!
1シーンも無駄が無い!!!!!!!!!!
無駄を削いで削いで削ぎまくり、90分ちょっとでとんでもなく濃厚な作品に仕上げるイーストウッド監督、凄いわ~!今年で88歳なのに、こんなにキレッキレな作品が撮れるって凄いわ~!
そしてこの作品。
主役の3人と列車内の乗客たちは…
全員、実際に事件の列車に乗りあわせていた本人なのねッ!
…っていう事は全員素人!!!!!!!? とてもそうは見えなかったわ~!
イーストウッド監督は一発撮りで有名だけど、みなさん芝居が上手かったな~!
「いつどこで極々普通な人が巻き込まれるか解らない」のが”テロ”であって、「どんな落ちこぼれでも必ず光れる時が来る」んだよな~!ラストは思わず泣いちゃったわ~!
「15時17分、パリ行き」、オススメです!
上映後、パンフレットを買いに売店に行ったら…わお!「装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズ」のクリアファイルが売られていたけど…え!!!?
ペールゼンファイルズ、劇場版になるんだ!!!!!!!!!
わ~!楽しみ~~~!
パンフレットとクリアファイルを買って帰宅した。
良い気分転換になった。