…何とも痛ましい、そして原因が物凄く腹立たしい、東名高速での事故のニュースが…
高速のパーキングエリアで駐車した場所に関して注意された容疑者の男がその事に腹を立て、被害者家族の乗ったワゴン車を追跡して追い抜き、前方で急激に速度を落として走行するのを妨害し、追い越し車線上に停車。そこへ後方からトラックが追突。
ワゴン車のご夫婦が死亡、ご夫婦の2人の娘さんが怪我をした。
…このニュースを聞いた時、車を運転する事には常に危険と責任が伴う事を全く理解していない、容疑者の男の身勝手さ」と「人間性の欠如」と「空っぽさ」に物凄く腹が立ったけれど…
更に「え!!!!?」と耳を疑ったのが、容疑者がこれだけの危険行為をしたにもかかわらず…逮捕容疑が「過失運転致死傷罪」だった事。
「過失」という事は、「事故を起こすつもりは無かった」、つまり「故意ではなかった」って事ですよね?…僕も車を運転するけれど…
「夜の高速道路で相手の車を追い抜いた後に前方に入り、急激に減速する。」
これが「故意」でなかったら、「故意」って一体何なんだ?
…というか、そもそもこれは「事故」ではなくて「事件」じゃないのか?そして「過失運転致死傷罪」じゃなくて「危険運転致死傷罪」じゃないのか?
「危険運転致死傷罪」の条文の中に…
人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為
というのがあるけど、今回の「事件」は正にこれに当たるんじゃないか?
…そもそもこの容疑者の男、これまでにも3件、走行妨害(この男の言動を見る限り、3件なんてもんじゃないだろうけど…)をしているのに、不起訴になっているっていうのも納得が行かないけど…このまま「過失運転」で裁かれるとなると、最大で懲役7年…「危険運転」になると15年。起きた事の酷さを考えると15年でも短すぎると思うけど…何より亡くなったご夫婦と残されたお子さん達の事を思うと………
…この容疑者の男が厳罰に処され、一生をかけて罪を償う事をのぞみます…