仕事の後、いつものように池袋駅まで歩く事に。
雑司が谷周辺は大通りからちょっと入っただけで…時々「建蔽率とかクリアしてるの?」と心配したくなるような、とても古い家の建ち並ぶ住宅街になる。
「最近、豊島区役所がこの辺に移転して来たけど…それにともなって将来的には、この家並が変わっちゃうなんて事があるのかな~?あちこちに野良猫がいて良い感じなんだけど…」と思いながら路地をブラブラしていたら…前方に、60代後半と思われる飼い主の女性と一緒に散歩しているゴールデンレトリバーを発見。
この時、ゴールデンレトリバーのシッポに目をやったら、彼らのシッポって細くて長いシッポから、下に向かって長い毛が伸びていて、ブラシみたいな形状をしている事に気付く。
そんなシッポを左右にブンブン振りながら歩いているゴールデンレトリバーの後姿を、「あはは!可愛いもんだな~」と思って、しばらくニヤニヤと見つめながら歩いていたら…
件のわんこが突然「ピタッ!」と立ち止まり…クルっとコッチを振り向いて…
ジッと僕を睨みつけて来た…!
その目はまるで…
「おうゴルァ!何、俺のケツをジロジロ見てんだよ!? あぁぁ~!!!!? テメェのケツに噛み付いて、痛さでしばらく座れないようにしてやろうか!!? この変態野郎!!!!!!!!」
と言わんばかりだった!
突然立ち止まった飼い犬に「急に止まってどうしたの?ほら、行こう」と、飼い主の女性が話しかけても、僕の顔を睨んだまま微動だにしないわんこ。
結局、僕が横を通り過ぎるまで「ジーッ」と、僕の事を睨み続けていたけど…
視線って、何かしらのエネルギーがあるんだな!
「何か見られてる!」って感じただけじゃなくて、僕を「怪しい奴!」とまで思わせるんだもの!
…ここでふと思った!
犬で良かった~!!!!!!
これが女性だったりしたら、今頃は変質者扱いされて!お縄をギブミーするところだったわ~~~~!!!!!!!!
う~~~ん…今後は「生足だ!」と思って、視線を向ける際は気をつけなきゃだな~!生足を目撃した際、絶対に見ないのは無理なので、「見られている!」と察知される前に視線を外すようにしなきゃだな!