いつものように外をぶらぶらしていた時。
ある民家の前を通る際に思わず…
わひゃおぉぉぉ!
と声を上げそうになった…!
…というのも、その家の前を通り過ぎる瞬間、チラッと玄関先に目をやったらそこに…
お腹が真っ白で、頭と両手足(と、恐らく背中も)がキジ柄の猫が完全に仰向けになって…
両足を「だら~ん」とおっぴろげ、両手は完全に「万歳~」状態…そして玄関先の段差から頭を「だら~ん」と垂らしながら、口を「ぽか~ん」と開けてお昼寝と洒落こんでいやがった!!!!!!!!!
…ドチクショー!
僕を悶絶死させる気かぁぁぁ!!!!!
思わずその場に足を止め、その痴態をジロジロ見てやる事にした僕。
この猫、夢でも見ているのか…時々、手をちょっとだけ「んにゃ」と動かしては再び万歳ポーズになって、全力で僕を悩殺しようとしていた…くそぉぉぉ…!
おさわりしたいぜぇぇぇ!!!!!!!
その丸出しのお腹を、思う存分撫で回してやりたいぜぇぇぇぇ!!!!!!
…猫と僕の距離はほんの数十cm…その間を隔てるのは、僕の胸の高さくらいの塀だけ…
しかし、僕にはこの塀が…バキュラ素材で出来た上に天を突く高さの壁に見え、「他人様の敷地」という事がグラディウスのフォースフィールドよりも堅牢なバリアに感じられた!
「ちくしょう~~~!せめて写真だけでも撮ってやろうかな~!?」と、「他人様の敷地内にいる猫にはカメラを向けない」という自分ルールを曲げそうになるほど、興奮でどうかしていた僕を一気に冷静にさせたのが…
向こうからパトカーが来るのが見えた事…
…何かそういう期間なのか、最近うちの地元のあちこちをパトカーが巡回しているんですが…もしあの時、完全に冷静さを失ってカメラを向けていたら…パトカーからお巡りさんが降りて来て…
「君、口の周りがヨダレまみれだけど、ちょっといいかな?」
と、確実に「ジョブクエスチョン(職質)」されていたに違いない!
…冷静さを取り戻し、ひとまずヨダレを拭いてから何事もなかったようにその場を離れて事無きを得た…
…これから先、どんどん気温がいい感じになっていくと…またあちこちで油断しまくって昼寝している”奴ら”に遭遇する機会が増えるけど…お巡りさんに「ジョブクエスチョン」されないように気をつけます!