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ダメ日記

声の仕事をしています。 その日に起きた事や感じた事、愚痴などなどをダラダラと書いています。

わんこも可愛かった

金曜日の昼間、映画を観てきた。
タイトルは…

「いぬやしき」!

”「GANTZ」の作者、奥浩哉先生原作の同名漫画の実写映画化で、木梨憲武さんと佐藤健さんが壮絶な空中戦を繰り広げる!”という、予告映像を観た時から気になって仕方がなかった作品!

家族から相手にされず、会社でも失敗ばかり…更にガンが全身に転移しているのがわかり、余命3ヶ月と診断された冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷。
ある夜、彼が家に迷い込んできた柴犬「はな子」を奥さんに言われて公園へ捨てに行った所…そこに偶然居合わせた高校生・獅子神と共に、謎の物体の墜落事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わる…

というのが冒頭なんだけど…
この後、公園から家に帰った犬屋敷が、こっそり連れ帰ったはな子と部屋でボーっとしている時に、「自分が機械の体になった」事に犬屋敷が気付くシーンからして、まー面白い!
腕がガチャガチャ変形して中から銃の砲身が出て来たり、背中が割れてバーニアが現れたり、頭部がパカッと開いたりと、犬屋敷からしたらとんでもなく非現実的で深刻な事態が起きているけれど、観ているこちらからすると木梨さんの芝居の効果も相まって滑稽で滑稽で!

「初老」と「高校生」というだけでなく、片や「家族から完全に無視され、会社での居場所もない」犬屋敷は、手に入れた力を「人を救う」事に使うようになり、片や「母親と二人暮らしながら、母からとても愛されて育った」獅子神は、その力を「殺す」事に使うようになる所の、2人のキャラの対比が面白いわ~~~!
原作未読な僕なりに、何故2人の力の使い方に大きな違いが出たのかを考えたんだけど…
「この世は自分の思い通りになんて絶対にならないし、小さな幸せこそ大事」という事を、身に染みて知っている犬屋敷(末期ガンという所に、黒澤明の『生きる』も感じた)と…若さのせいもあるけど「自分は何でも出来る」し、「自分にごく近い存在・自分を守ってくれる存在にはどこまでも仲間意識を持つけれど、それ以外の人々の事はどうでもいい」という獅子神との、考え方の違いだったんじゃないだろうか…?
途中、獅子神が泣くシーンを観ていて…「いや!普通そうなるだろ!自分の事ばかり言ってんじゃねーよ!」って突っ込まずにいられなかったな~…!

監督の前作「アイアムアヒーロー」評で、ライムスターの宇多丸さんも仰っていたけど、今作も…

「溜めて溜めて溜めてぇぇぇ~~~…からの発射!!!!!!」感が最高だった!

犬屋敷も獅子神も、そして観客も…フラストレーションを浮けまくった後にやって来た、「新宿決戦」のシーンの「ひゃっほーーーう!」な感じが良かったわ~~~~~!
もっとも、犬屋敷と獅子神の「発射」の方向性はまるで正反対だったけど、それまで戦闘に関しては頼りなくしか見えなかった犬屋敷が、最後には滅茶苦茶カッコよく見えたのも、「アイアムアヒーロー」に通じるものがあったな~!

映像面では2人の変形ギミックはもちろん、ビル1棟1棟に看板1つ1つまで完璧に再現された新宿の街並みのCGが凄まじかった~~~!
僕は「ドローンを飛ばしたのか?…いや、法律が厳しくなったから新宿上空はドローン飛ばせないはずだし…」と思っていたら、まさかあれが全部CGだったなんて!
細かい部分だと、姿勢制御バーニアが全部きちんと意味のある動きをしていた事にも「芸が細かい!」と感動した!

「芸が細かい!」といえば、獅子神の友達の「チョッコー」が家で遊んでいたゲームが…

名作「ヴァンキッシュ」だったのよね~!

ヴァンキッシュの主人公の変形ギミックや敵達のメカニックさ、そして弾を乱射するのが、正にこの作品の感じにピッタリ!!!!!!! 監督さん!

解ってらっしゃる!!!!!!!!

力に溺れた獅子神を止めるチョッコーを演じていたのが、実写版「GANTZ」で西くんを演じていた本郷奏多さんだという所も面白い!

「いぬやしき」、面白いです!


…しかし、1時間おきに丁度の時間になると「ピピピ!」ってアラームが鳴る時計をつけた観客がいたのは残念だったな~!家でビデオ観てんじゃねーんだよ!

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プロフィール

HN:
川村拓央
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
猫・ラジオ・酒・散歩・似顔絵・ゲーム・美味い物を食べる
自己紹介:
声の仕事をしています。
よく街をぶらぶらしては、猫を見てニヤニヤしています。

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