夕方。車のガソリンを入れるついでに1時間ばかりドライブへ。
あちこち回った後、隣の日高市にある高麗神社に立ち寄った。…その理由は…
猫と戯れるためッ!
もーう!
ここに何度か書いたけれど…年明けからの猫運の低迷のせいで、ちっとも猫と戯れていないので、フラストレーションが溜まりまくっていて!
…ここの神社の猫なら、僕を癒してくれるだけでなく猫運をあげてくれるかもしれないと思い、寄ってみた。
駐車場に車を停めて、境内の車をお祓いする所へ行ってみたら…塀の上に、白地にキジぶちの猫(♀)がいるのを発見!
近寄ってしゃがんでみたら…「ムニャ!」と鳴いてコッチにやって来てくれたぁぁぁ!!!!!!!
猫は僕の所へやって来ると「フスー!フスー!」と鼻息を荒くして、体を僕の足に擦り付け始めた!
た、たまらねぇズラぁぁぁ!!!!!!
僕の目をジッと見つめたまま大人しく頭を撫でさせてくれる猫に、僕も「フスー!フススー!!!!」と鼻息を荒くしていたら…突然!
くしゅん!くしゅん!くしゅん!くしゅん!
と、猫がくしゃみを連発し始めた!!!!!!!
「おいおい!大丈夫!!!?」と、心配してみていたら…猫は自分で自分の鼻を猫パンチし始めた!するとくしゃみはピタッと止まったんだけど…
…花粉症?
猫も花粉症になるのか!!!?
その後もしばらく猫を撫でていたら…神社の本堂の方角から白地に茶ぶちの猫(♀)がやって来て、僕から5mくらい離れた所で立ち止まった!
「お!君もおじさんと遊んでくれるの?」と、おいでおいでをしてみたら…茶ぶちの猫は「にゃ」と鳴きながらコッチにトトトと走り寄って来て…
僕の脇を素通りして行った!
クッソゥゥゥ!おあずけかよぉぉぉ!
更にキジぶちの猫と遊んでいたら…キジぶちが急に「ん!?」って顔をして、一点を見つめ始めた。
その方に目をやると…うおっ!
ボス猫(♀)のご登場だぁぁぁ!
この神社のボスの黒茶トラが、本堂の方から姿勢を低くしてゆ~~~っくりとコッチへ歩いて来ていた!!!!!!!
それを見た2匹のぶち猫達は「ヤバイ奴が来た!」と怯え始め、塀の近くの木に逃げたんだけど…ボスはその2匹の方へ一気にダッシュして行った!
それにビックリして、木を登って塀の上へ逃げて行った2匹!!!!!!!
2匹の猫達を追っ払った後、のっしのっしと僕の方へやって来て、「グルルル~」とのどを鳴らしながら僕に甘え始めたボス!
「ここに来る人間に甘えていいのは私だけなんだよ」と言わんばかりに、塀の上の2匹に見せ付けるように甘えるボス!
とんだツンデレだぜッッッ!
「にゃ~!にゃ~!」と甘えた声を出しながら、僕の腿に顔を擦りつけたかと思うと、僕の周囲をグルッと一周して「にゃ~」と鳴きながら再び僕の股の間に座って「撫でろ」と強要して来るボス!
ご命令通りに頭を撫でていたら、ボスは僕の太腿に両手を乗せて、顔を僕の顔にグーッと近づけて来た!!!!!!!!!
辛抱たまらんッ!
僕がハァハァしていると…ボスは突然「ん!!!?」という表情をして、僕の背後を気にし始めた。
「何?」とそっちを見たら…数m離れた所に20代前半くらいと思われるちょっと二枚目なお兄ちゃんが立っていた。
するとボス、僕の太腿から手を下ろすと…「にゃ~~ん」と鳴きながら…
そのお兄ちゃんの方へ行っちゃった…
ポツンと取り残された僕のもとへ、塀の上に逃げていた2匹がやって来て、キジぶちが再び「フスー!フスー!」言いながら甘え始めたんだけど…その2匹もお兄ちゃんに気付くと、僕を置いてソッチの方へ行っちゃって…
やっぱり猫も、どうせ人間に甘えるなら…
僕みたいなオッサンよりも、若くてカッコいいお兄ちゃんの方がいいんですかねッ!?
…しかし久しぶりに、本当に久しぶりに猫成分を補給出来て至福の笑みで帰宅した。
これでまたしばらく元気で生きて行けるわ。